2009年11月07日

そうか。なるほど。

どうもこのところ、何故にこんなにパンクを求めていたか
それはパンクの中に日本語の美しい姿を見つけたからではなかっただろうか。

パンクなんてただ単語を羅列して叫ぶだけのように聞こえるけども
そこに「美しい日本語の姿」って矛盾しているようで変な感じもする。

けど、先日ここに引っ張ってきた
「おかあさん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」という言葉は
ぼくにはとても魅力的に映るのだった。
stop girlという曲では「嫌だと言っても 愛してやるさ」という歌詞が出てくる。
嫌だと言っても愛してやるさ
すごく鋭い言葉。

戸川純の歌詞にも鋭さがある。
「愛してるって言わなきゃ殺す」
これ以上とがってる言葉は、ぼくにはなかなか思いつかない。

日本語に飢えているのだ。
そうか。なるほど。


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話は大きく変わってtwitterでのことだけど
follow祭りみたいなのがよく行われてて
つまり、フォローしてくれって宣言してフォローをどんどん増やそうぜという
いわばついったねるとんのような
どんどん出会ってお友達を増やそうのような
前向き健全ごくごく正しいtwitterの使い方、のようなお祭りなのだけども
ぼくはどうも、その流れには乗りきれない。
というか、その流れに違和感があるんだ。

twitterの中ではそのお祭りに肯定的な方もいらっしゃるし
あれが小さな社会だとしたらいろんな人がいていい訳で
参加した人たちをどうこう思うわけではないけれども
さわやかに「お友達を増やそうよ!」と言われて、
元気よく「ハーイ!」と手を挙げる気持ちには、ぼくはなれないんだね。

何度も繰り返しくどいほど書くけど
ついったをやってる以上、仲間を増やしたいのは当然の流れで
こんな祭りが起きたら乗るというのが普通なのかも知れません。
反対にぼくみたいに異論を唱える方が野暮なのかもしれん。
文化祭や体育祭でみんな一つになろうとしてる時に
水を差すようなことを言ってるみたいなもんだ、ぼくが今してることは。

でもね、そうかもしれんけどね。

このお祭りがオフィシャルなものじゃなくて
どっかの誰かが思いつきで始めて
それが連鎖してつながっていって大きな祭りになってるってところが
ぼくが乗り切れない一つの理由でもある。
誰でも何か効果的なことを言ったら、がーっとそっちへ流れてしまう。
ちょっと変だと思う。
ぼくがどうしてそういうこと考えるか、全く意味がわかんない人もいるでしょう。

ここでぼくはふと『異化効果』という言葉を思い出したのです。
ブレヒトって人が始めた演劇的効果のことです。
これは、常識的に正しい、もしくは常識的に悪い、と考えられていることに
違う見方を与えることによって従来とは異なるものに変えてしまおうという
よかったはずのものが悪いものに見え始めたり、またその反対があったりと
観客の価値観を変えてしまおうという、そういう手法のことです。
ブレヒトは、ナチスドイツの支配下に置かれたドイツ国民を見て
一つの価値観にがーっと動いていく民衆の感情を見て
気持ち悪い!
と思ったんだって(どっかで昔読んだ知識で確かではないが)。
お芝居を観ている観客が、みんな同じシーンで泣いたり笑ったり
それも気持ち悪く感じたんだって(この辺、厳密には間違ってるかも知れぬ)。
それで『異化効果』を思いついたんだって話をどっかで読んだ。

はー。
なるほど。
ぼくは思わぬ所で異化効果を理解することができたよ。

つまりね、ブームを気持ち悪く感じるのは
なにもぼくだけの特別な感情じゃなくてごくごくありふれた感覚だってことだね。
あと、正しすぎることに疑問を感じているのも。
そしてそういう人は大体口をつぐんでいる。

横やりを入れることでブームに流されない本質が見えてくるってことだな。
そうか、なるほど。

あちらでは横やりをいれたりはしません。
そこまで否定はしていないから。
そしてこのブログが十分横やりになってるですよ。
ぼくの自己満足に過ぎませんが。

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どうやら少しずつ頭が回り始めてるみたいだ。
頭が働かないのはとても不安で精神的によくありません。
posted by m.hiro at 01:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 座長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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