2011年01月08日

紫織ちゃんがばっさり髪を切ったのに驚いた後、映画「フットルース」を見ました。

昨日のシアホリミーティングにやってきたシアターホリック女優の山田紫織は
これはまあ気持ちいいくらいにばっさりと髪を切っていました。
紫織ちゃんは思い立ったらそっちへ突き進むところがあって
それに加え、見た目には解りづらいけれどもなかなかの激しさを持った人で
実際彼女が「坊主にしたい」と言っていたのを耳にしていたので
髪を切った彼女を見て
「ああ、ほんとにばっさりいったなぁ」と
「でも、坊主ではなくてよかったなぁ」と思ったのでした。

紫織ちゃんもタニコちゃんも今年が成人式だそうで。
タニコちゃんは高知が地元でもありますからそれなりのことをやるみたいで
でも紫織ちゃんは「成人式なんぞには出ん!」と
傍目には頑なにも見えるほどの確固とした意志を抱いているらしく
「成人式だもの、写真でもお撮りになるでしょう」と聞いても
「そのようなものには興味はありません。
どうせ撮るのなら面白い写真を撮りたいです」
と答える。
ぼくはそんなアナーキーな考えがとても好きだが
おせっかいながらも彼女の家族の気持ちも考えてしまうのです。
「だったら、ちゃんとした写真も撮りつつ、
変な写真も一緒に撮ればいいじゃない」
すると彼女は「うーん」と首をかしげ
「それはいいです」と、柔らかではあるが
それでもはっきりとした拒否の姿勢を見せるのでありました。
どうも紫織ちゃんは成人式をスルーの方向でやり過ごすみたいです。

自分の成人式の時を思い出します。
一番僕がとんがっていた頃かも知れない。
ぼくは成人式に合わせて髪を金髪にして
グリーンのカラーコンタクトを入れ、
インバネスという、骨董市で見つけた
大正や昭和初期の書生さんが来ていたコートを羽織って
颯爽と会場へ行きました。
なんつうか、とんがってたなあ。
懐かしいなあ。

思えば、タニコちゃんも紫織ちゃんもあの頃のぼくと同じ年齢なわけで。
あの頃の僕はガチガチのゴリゴリだったわけで。
そうか、そんな年齢の二人と芝居を作ってるんだなあと
ぼくはしみじみとしてしまった、というか、何やらわけのわからん感慨深さがあるのでした。

彼女らにぼくはどんな風に映ってるのかなあ。
まあ、いいか。

さて。
ふと、友近さんのことを思い出したので借りてきました。
フットルース。





いやあ、期待に見事応えてくれた映画でした。
というのも、友近さんのルーツをみた気分になれて
また要所要所で流れる音楽の素敵なこと
まぁ、振り付けやなんやかやが若干古いですが
それはそれ、現代人として笑えばいいじゃないですかそれは
そういう些末なことなんかに振り回されなくても
この映画は十分いい映画でありましたよ。

言ってみれば、これはミュージカルではなく青春映画
サタデーナイトフィーバーのような。
そして2つの常識がぶつかり、新しい何かが生まれる映画
ジョンウォーターズ(それもクライベイビー)から過激を奪ったような。
そんな映画でありました。

まあ、ちょっと、最後の方とかはうまく行き過ぎかなとも思うけど。
いいのいいの。いい映画でしたよ。

アメリカは自由の国だとかいうけど
映画で見る限りはちっとも自由じゃないよね。
一部が自由なだけでさ。
アメリカの田舎の、頭でっかちで、救いようのないほど閉鎖的で、
頑固に古い価値観を振りかざしているところをみると
日本もアメリカも一緒だなあと思うし
っつか、比較論で「こっちがいい」とか「あっちがいい」とかやりあったって
何の意味もないくらい本質的に持っているものは同じような気がして
なんだかうんざりしてしまう。
どこ行っても一緒なんだな。
逃げ場なんかないんだな。
あーあ。

あ、フットルースは決してそんなブルーになる映画ではありませんので。
あしからず。

ちょっとホラーばっかり見過ぎて、他のものでいろいろ中和させたい
そんな時期に入ったようです。
新作のこともどんどん進めてます。
というわけで、シアターホリックと松島寛和を今年もよろしくお願いします。
posted by m.hiro at 01:19| Comment(1) | TrackBack(0) | 座長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月21日

「零れ落ちる女たち」の舞台写真が上がってきました。

年賀状の風習は今年で終わりにしてもらいたい松島です。
いかがお過ごしですか。

さてさて。
前回の公演の「零れ落ちる女たち」ですが
舞台写真があがってきました。
舞台をご覧になった方もご覧になってない方も
雰囲気だけでも感じていただけると思います。

こちら。
シアホリvol.14零れ落ちる女たち



いやはや、もう過去の公演で感傷に浸ってる場合ではないよ。
あっという間に次の公演が迫ってくるんだから。
というわけで、岩井志麻子でも読みながら寝ます。
それでは。。
posted by m.hiro at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 座長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月17日

次回作に向けて着々と構想をまとめています

「零れ落ちる女たち」が終わってしばらく経ちました。
舞台が終わって、どうも魂が抜けたようになっていけない。
妻に
「終わってしまって、気持ちが抜けていかんよ」と言うと
「あ、それね、いつものことだから心配いらないと思うよ」との返事。
どうやらいつも同じ事をやっているみたいです。

ほんと、前回の作品では
普段からぼくが考えてきた作品世界をある程度形に出来たんじゃないかと思っていて
作り手としては、今のところは満足しています。
時間が経ったらあれこれ考えるかも知れませんが
今のところはこれでいいのです。

さてさて。
次の作品にいよいよとりかかっているわけですが
恐い話ですよ、恐い話。
前回はぼくの得意分野でやらせていただいたので
次回作は、とことんエンターテインメントでやりたいと、そういうわけで
恐い話をシアホリがやったらおもしろいんじゃね?ぐらいの軽い気持ちで提案したんだけど
まさか投票でこっちに決まるとは
ちょっと考えが軽すぎたかもなんて、だって恐い話なんて今まで書いたことねえもの。
っつっても、泣ける話に決まったら決まったであたふたしてたんでしょうけどね。
とりあえず恐い話についてのお勉強を始めておりますよ。

映画を見たり。
本を読んだり。
ラジバンダリ。

映画は着信アリ2を観ました。
何故その映画かというと、ブックオフに250円で売っていたから。
内容はどうだったか?
250円としたらお得な気もしましたが
褒めるほどでもなく、けなすほどでもなく、普通。
普通ってのが一番よくない。
ダメならとことんダメの方が気持ちがいい。

そして今もジャパニーズホラーをたくさん借りてきてるので
ばしばし見ていくつもりです。

本も乱読しています。
仄暗い水の底から、とか
ぼっけえ、きょうてえ、とか。
なるほど、なるほど、へえ。
とても勉強になります。

ホラーは大好きな方が多いので
作るとしたら手を抜かずにやらないとドッチラケになっちゃうなと
「こんなのホラーとして認めない!」なんてお客様に思われたら、これはつらいですから
気を引き締めてかからないとと考えています。
そしてもちろんシアホリ的な要素もしっかり押さえつつ。
ま、つまりそれは多少のドラマ性という意味合いにおいてですが
「心霊のやることだから、その辺はあいまいでいいんだよ!」
なんてことは、まあ、最小限に抑えてですね(言い回しで逃げた……)
シアホリ的ジャパニーズホラーをつくりたいということですな。

さあ、今なら心霊幽霊大歓迎でござんすよ。
キーボードを叩いてたら突き指しちゃった!とか
書いている間、女の子の霊からずっと見られていた!とか
そういうエピソードあったらハクがつくじゃん!
多少の恐怖体験をしつつ、執筆にあたりたいと
そういう覚悟ですんで、そこんとこよろしくお願いいたします。
どうぞご期待下さいませ。
posted by m.hiro at 20:08| Comment(4) | TrackBack(0) | 座長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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