2010年08月31日

同じ音楽を繰り返し聞くということ。

以前は、古今東西の名作と呼ばれる小説はある程度読んでなければと
やっきになってあれやこれやと手にとって乱読したりしておりました。

ぼくも、まあ、活字中毒なところもありますが、
とはいえ読める量がずば抜けているわけでもなく、
読書量としてはごくごく人並みでありますので
古今東西の名作読破!というにはほど遠い結果になっているのでした。

買うだけ買って手をつけてない作品も数多く。
個人図書館ってな感じで便利ですけどね。
「あ、あの作家さん!」って感じで思いついても手元にありますから。

しかしこのところは昔に読んだ作品を読み返すことも多くなりました。
数多くたくさんの種類を読破、という趣味が
同じ作品を繰り返し読み解く、というところに少しずつ移行しているのかもしれません。

今日は音楽の話をするつもりだった……。
音楽に関してはその兆候が激しく現れていて
iTunesで繰り返し同じ楽曲を再生するもんだから
再生回数が一部だけクルクルと回っております。



Close to the Edge

Close to the Edge

  • アーティスト:yes
  • 出版社/メーカー: Elektra / Wea
  • 発売日: 2003/08/25
  • メディア: CD




このアルバムに収められている音楽はプログレッシブロックと呼ばれる類のもので
まあ、けったいなジャンルの音楽で、一曲が10分とか20分とかあるような
ある意味ややこしい音楽なんであります。

これも小説と同じように
名盤と謳われているからTSUTAYAで借りてきたけれども
実は聞いてみてイマイチよくわからず放置していたアルバムなのでした。
つい最近までよくわかっていなかったのに
これが、ここにきて急にヘビロテですわ。

yesは嫌いではなかった、というより
fragileというアルバムだけ好んで聞いていたんですけどね。
今考えてみたらコレが好きでなんでアッチがイマイチだったなのかよくわかんないんだけど。


Fragile

Fragile

  • アーティスト: yes
  • 出版社/メーカー: Elektra / Wea
  • 発売日: 2003/02/03
  • メディア: CD




しばらく次回作の脚本を書いていて
その間にこの類の音楽を流しっぱなしにしていたのが原因だと思われます。
でも、流しっぱなしはこれだけじゃなかったのに。
他の曲はそれほど引きずらないのにこのアルバムだけ心に残ったのか
その理由はよくわからない。
次回作の作品世界にピッタリあってしまったということなのでしょうか。
しかし同じ楽曲を、しかも今までさほど興味のわかなかった楽曲を繰り返し聞きたくなるなんて。
深読みしたらなにか理由が出てきそうな気もしなくありません。

さてさて。
少し話題に出ました劇団シアターホリックの次回作ですが。
12月公演だというのに、すでに脚本が書き上がりました!(えっへん!)
ホームページに情報を掲載しています。
シアターホリック第14回公演
「零れ落ちる女たち」

今回も他劇団からゲストをお迎えしております!
屋根裏舞台から渡辺枝里と大谷麻衣子!
そして劇団トライアングルから前田澄子!

今回はいつもにまして、よりシアホリ色を強めた作品になってます。
ゲストの皆さんには
いつもと違った表情を見せてもらえるんじゃないかと
これから始まる稽古を楽しみにしております!
きっとすごい芝居になりますよ。
3ヶ月先ですが、ぜひぜひよろしくお願いします。
予定を空けておいてくださいませませ!
posted by m.hiro at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 座長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月22日

味のある宿

昨日の朝、突然電話がかかってきて
「松島くん、今日から出張、大丈夫かな」
とのこと。
聞けばスケジュールの問題でトラブルがあったらしく、
それでぼくに話が回ってきたのです。
「まだ未確定だけどとりあえずスケジュールだけ確認したいと思って」
そういって一旦電話を切ってから、
1時間程の後にトラブル解決の旨、連絡がありました。

というわけで、結局仕事にはなりませんでした。

出張先として知らされたのは、香川県の西部に位置する某市でした。
今回話をいただきかけたそれと同じ仕事で数回行ったことがあります。

初めてその街を訪れた時のことなんですけど
宿泊先のホテルがものすごく古くてびっくりしたのをよく覚えています。
「グランド国際ホテル」とか仰々しい名前にもかかわらず
色あせていた看板が剥がれかけてたりして
見るからに妖怪が住み着いていそうな、そんな味のあるホテルなのでした。
しかも、近所の人でしょうか、その入り口の所には半分ヤクザのような
60代ぐらいでハンチングをお召しになった
歯が半分抜けてしまっている、
見かけターザン山本氏を凶悪にしたような男性が座り込んでいるのです。
ぼくは駐車場に車を止めながらその外観に圧倒されていました。
間違いじゃなかろうか、ここは営業してないんじゃないかと
手配してくれた方のメールを何度も読み返しましたが間違いではなかった。

ぼくは「まいったなー」と
何より「あの男性なんだろう怖いなー」と思いながら
「あのおじさんに話しかけられたりしたら面倒だなー」とか考えながら
それでも仕方がないので荷物を持って、
おじさんの横をどきどきしながら通り過ぎてホテルへ
フロントの前に立って呼び鈴を鳴らしました。
すると玄関に座っていたターザン山本氏がやってきてぼくに一言。
「いらっしゃいませ」


まさかホテルの人だとは思わなかった。
その街にまつわる想い出でした。
posted by m.hiro at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 座長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月19日

サンデル先生

お久しぶりです。
どうもtwitterばっかやってるもんで、
こっちに顔出すペースが減ってしまって。
面目ねえこってす。

横尾忠則大先生いわく
「twitterは雑念を垂れ流す場所だ」と
まあ、ちゃっきりこの通りおっしゃったわけではありませんが
ぼんやりこのようなことを、それこそtwitterでおっしゃっておられました。
なるほど、雑念ねえ。
ぼくもtwitterで流してるのは雑念以外の何物でもないかも知れません。

いきなり話がそれておりますが。

最近話題になってるサンデル先生のテレビなんですが
ぼくもご多分に漏れず、ぼちぼちと拝見いたしておりまする。

サンデル先生というのは、ハーバード大学の教授でございまして
哲学を専門にされている方らしく
またその授業のひとつが大人気で、どうやら1000人ぐらいの生徒さんが受けてると。
そんだけ人気だったらその講義をテレビで公開してしまおうなんてわけで
今、テレビでその授業を放送してるんですな。

授業のタイトルには「JUSTICE」なんて仰々しいフレーズが踊っておりますわ。

授業では「正義」「道徳感」を揺るがせるような様々なケースを取り上げて
例えばざっくり言うと「5人を助けるために1人を殺すのは正義か?」というような
それで学生同士が討論しあう
出てきた意見にサンデル先生がかぶせの質問をかましたり
また、反対意見の学生をけしかけたりして
授業はどんどこ白熱していきます。
そして最後には、授業で扱っていく哲学者の考えと照らし合わせて問題を考えていく。
自由討論でかわされるディスカッションが、
いつの間にか授業で扱われる哲学者の意見とリンクしていき
ぼくたちは「哲学者の思想」をとても生々しい考えとして実感することが出来る。
いやあ、たいしたもんです。
何がって、サンデル先生も、学生さんも。

いや、なんつったって学生さんがすごいんだ、
この難しい問題に即答しながら
その上どんどん手を挙げて意見を主張し
たとえ自分が少数派であっても物怖じせず
そして決して熱くなりすぎない
さすがハーバードの学生さんは賢いな!と
そういう印象が番組に対する大きな感想です。
言ってることより何より、学生さんがすげえな!と。

サンデル先生の提示する話題はどんどん先へと進んでいきます。
「この問題を考えよう」
「ではこの問題ではどうかな」
「ならばこうならどう考える」
そして新たな意見が出てくるたびに、講義の方向性も変わっていく。
見てるこっちもそれにあわせて頭を切り換えていかなきゃいけない。
ある程度ディスカッションが進んで問題が明らかになったら
そこでようやくサンデル先生の解説に入っていく
解説になったらぼくたちは参加する側から情報を受け取る側にシフトチェンジしなくちゃいけないんですね。

頭をグルグル回転させて見る番組は
とてもスリリングでおもしろい。
ただ難点を言えば、一回の放送で2コマ分の授業を扱ってること。
ついていけるか、そんなもん。
そして「白熱教室」なんて、名前がダサいこと。
まあ、名前なんてどうでもいいか。

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久々にブログへ帰ってきました。
どうも、このところ長い文章を書いてなかったので
準備運動のつもりでこちらに戻ってみたのです。
twiterもおもしろいけど、ブログはブログでまた違う趣きがありやすねえ。
またちょいちょい書きます。
よろしくお願いします。
posted by m.hiro at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 座長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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